ひよっこ散歩帖

ライトな書評・映画評・ドラマ評から、日々の雑感、ちょっぴり腰を据えて考えたことまで。自分の文章で、誰かの世界の見え方をちょっとでも変えられたら幸せです。

國分功一郎『中動態の世界』書評

今日は書評をば。

先日読んだ『暇と退屈の倫理学』に続き、國分功一朗氏の話題作を読んでみました。

思ったより『哲学書』といった感じでした。笑

かなりわかりやすい文体で書かれてはいましたが、久しぶりにこうした哲学書を読んで、学生の頃の気持ちを少し思い出したり。

内容のざっくりとしたまとめ

ここ地味に毎回面倒なのですが、きちんと本を理解するためには外せない箇所なので、負担を楽にするため、実験的に箇条書きで書いてみます。笑

  • 能動⇆受動という対立軸、そしてそれと不可分な「意志」「責任」という概念を疑った本
  • 上記を疑う際に、現代では失われてしまった「中動態」という態に着目
  • 主に言語学の世界から「中動態」とは何か、丁寧に解き明かして行く
  • 結論としては、「中動態というものがある、それを通して社会を見た方が自由に生きられる可能性があるのではないか」

なお中動態とは何かについては、まだいまいち消化しきれてないのだが、

  • 受動態でも能動態でもない態。
  • 元々能動態⇔中動態というパースペクティブだったものが、能動態⇔受動態というパースペクティブに。
  • その他中動態を定義する重要な要素に「本質の変状」「動作の主体そのものに作用する」などがあるが、正直理解しきれてません。。。

こんな感じで、なめてかかったら思ったより議論が緻密で痛い目見ました。。。

眠い頭で読むのとかはきつかったです。。。

というか、本の読み方変えた方がいい気がしました。せっかく読んだのに理解しきれていないのはやっぱりもったいない。

読んで思ったこと

全体的に思ったより難しくて返り討ちにあったことは上述の通りです。笑

 

あとは、全体的に、「こう生きるんだよ」ってアドバイスする本というよりは、「こういう概念あるよ。なんか面白くない?」というように考えるきっかけを与えてくれる本で、好感が持てた。いつかもう一度、全力でアタックしたい。

 

また、「意志」がテーマになっていることもあり、「やりたいこと」について考える際にも役立ちそうな感じがした。

 

とにかく、読書方法どうしよう。。。

読書ノートでもつけてみる?ただいちいちノートに書きこむのは面倒だし、Evernooteに書きつけるのも面倒だ。。。

うーん、けどやるならEvernoteな気もする。

ちょっと検討します。

 

 

▼所感

・道筋を示すというよりは、考えるきっかけを与えてくれる

・「やりたいこと」を考える際にも役立ちそう