ひよっこ散歩帖

ライトな書評・映画評・ドラマ評から、日々の雑感、ちょっぴり腰を据えて考えたことまで。自分の文章で、誰かの世界の見え方をちょっとでも変えられたら幸せです。

オールドメディアが持っているコンテンツ制作ノウハウって何?

メディアを目指す若者のための座談会 - 石戸諭 神原一光 野上英文 與那覇里子 藤代裕之|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト

 

テレビ・新聞というオールドタイプなマスメディアでそれなりに活躍している方々が、メディアを志す学生に向けて対談をした記事。

 

それなりに面白かったが、心に引っかかることもあった。

それは、彼らがひたすらに「テレビ局や新聞社で働いたからこそ得られたコンテンツ制作ノウハウがある(≒Webメディアではそうしたノウハウは得られない)」と言っていた点である。

(もちろん、この記事がオールドメディア志望の学生向けの記事だから、という理由も多分にあるとは思うが。)

 

この記事に限らず、そうした言説はよく聞くが、実はそのノウハウについて具体的に語られているケースはほとんど見たことがない。

そうしたノウハウが本当にあるのなら、Webメディア側の人間として大いに勉強させていただきたいのだが、それが具体的な言葉で語られることはほとんどない。

 

となると、「結局オールドメディアが既得権益を守っているだけじゃないの?」と考えざるを得ない。

 

というかそもそも、読者が面白くてためになるコンテンツが読みたいだけであり、オールドメディアかWebメディアかなんてことは正直どっちでもいい。

オールドメディアだからどうだといった話ではなく、具体的なノウハウをどう洗練・拡散していくかという方向性で議論がなされるべきなのではないだろうか。